火男 “ひょっとこ” のこだわり
焙じ茶は焙じ茶でも、あかこげちゃ色に出る従来の焙じ茶を、いかに黄金色に出し、なおかつ、炒りたての香りがぷ~んとする焙じ茶が出来ないだろうかと、開発されたのが焙じ茶「火男」です。
本来ならドラム式焙じ機で満遍なく炒るところ、「火男」は棚式火入れ機で遠赤外線を使って、火は弱くじっくり時間をかけて焙煎を行いました。そうする事で、お茶の芯まで火が通り、香ばしく、いい薫りの浅炒り焙じ茶となります。
また、「火男」に使用しているお茶は、一番茶の雁ケ音(茎茶)か原料です。棚式に雁ケ音を流すことで、茎の部分はしっかりと焙じられ、茶葉の部分は緑色の残ったまま焙じることが出来ます。
このように試行錯誤を繰り返し出来上がった焙じ茶は、水色は黄金色で炒りたての薫りがぷ~んとする焙じ茶「火男」です。一段と男ぶりの上がった「火男」は、深むしの「小佳女」と、この上なく相性か良く、二つあって互いに引き立つ素晴らしい相方と成りました。