お茶の淹れ方
「お湯の温度と抽出時間」
お茶の種類によって味や香りの特徴があります。
その特徴を活かすために、お茶の淹れる際の「お湯の温度」「抽出時間」もそれぞれ異なります。
基本を知って、そして、自分自身のお好みを見つけるのもお茶の楽しみのひとつです。
お茶のことを知れば知るほど、お茶を楽しむことができます。
お湯の温度:40〜60度 / 抽出時間:1分
低めの温度で時間を掛け抽出することで、 玉露の特徴でもある旨みを十分に引き出します。
お湯の温度:70〜80度 / 抽出時間:30〜60秒
香り、渋み、旨みのバランスがよい煎茶は、淹れ方もバランス良く。お湯の温度は高すぎない、低すぎない温度で淹れるのポイントです。
お湯の温度:90〜100度 / 抽出時間:30秒
高めの温度で淹れる事により、ほうじ茶の香りを惹きただせます。また、高めの温度でも渋みや苦みが出にくいお茶です。
※標準的な淹れ方となります。お茶の種類やブレンド内容によって異なる場合がございます。
美味しく淹れるポイント
その1.水が大切
水道水の場合は、カルキ臭や塩素を取り除くために、必ず一度しっかりと沸騰させたお湯を使いましょう。
ペットボトルの水を使う場合は、軟水を選んでください。
その2.お湯の温度
お湯の温度が高いほど渋み成分のカテキンが溶け出しやすいと言われています。
お湯の温度が低いとカテキンの溶出が抑えられ、旨みを強く感じます。
お茶の種類に合わせて、量や温度、抽出時間など、いろいろ試しながらお好みを見つけるのもお茶の楽しみのひとつです。